光善寺縁起
天文二年(1533)あるいは天正三年(1575)創立。
現在は増上寺の末寺であるが旧本寺は百万遍知恩寺である。
開山は順誉了圓和尚で、初め高山寺と称した。
が、元和七年(1621)、五世良故和尚の代に後水尾帝の御宇参内をとげ、
御宸筆、額面を下賜せられ寺号を高徳山光善寺に改称したと伝わる。
文化五年(1808)、天保八年(1837)、明治三十六年(1903)と三度の火災に遭い、
伽藍の大半は烏有に帰したが、
現存する仁王門は宝暦九年(1759)、鐘楼門は弘化四年(1847)に造立されたものである。
松前家の女性方の菩提寺であり、
準檀林、中本寺として蝦夷地の浄土宗に於いて中核的な役割を担った。
年間行事
光善寺では、桜の開花時期のみならず、
年間を通して四季折々の景色を楽しむことができます。
北海道ならではの、四季折々の景色をお楽しみください。
光善寺の桜
光善寺には日本で唯一、ここ光善寺境内のみで生息する桜の木「血脈(けちみゃく)桜」があります。樹齢推定300年の古木です。
血脈桜の他にも、清楚かつ優雅な雰囲気を放つ白八重桜が境内中に咲き誇ります。北海道随一の桜の名所として、多くの道民に親しまれています。
法要のご案内
各ご家庭において、もしもの事があった時には、新しくお檀家様になることができます。美しい桜の木々に囲まれながら、当寺院が永代に渡りご遺骨を大切に管理・供養いたします。お気軽にご相談ください。
境内散歩
訪ねる
高徳山 千嶋教院光善寺
- 〒049-1511
- 北海道松前郡松前町松城303
TEL 0139-42-2680
駐車場 有 (約10台ほど駐車可能)
※お花見期間中は交通規制を行っているため、身体障害者の方のみ使用可能となります
拝観案内
日の出から日没まで開門 / 入場料無料
交通案内
- 公共交通機関でお越しの方
- JR海峡線/東北・北海道新幹線【木古内駅】下車
→バスで約1時間40分乗車後、バス停【松城】下車→徒歩約10分
- 札幌からお車でお越しの方
- 有料高速道路利用で、約5時間15分
有料高速道路を利用しないで、約5時間50分
- 新千歳空港からお車でお越しの方
- 有料高速道路利用で、約4時間45分
有料高速道路を利用しないで、約5時間40分
- 函館空港からお車でお越しの方
- 約2時間で到着
血脈の
伝説が
宿る場所